当方の商品、最後の仕上げはフリーサンダーというエアツールを使います。
日東工器・FS-100C

これが困ったことに、よく壊れます。ずっと同じものを使っているにもかかわらず、特に最近買ったものは耐久性が低くなっているように感じます。これは私だけではなく、旭川の(株)コサインの後輩達も言っていました。日東工器さん、しっかり頼みますよ!
新品を買っても1年ほどで回転が遅くなり、まともに使えなくなることが多いため、部品交換による修理を自分でやるしかありません。今回はベースプレートSub Ass'yとエンドキャップAss'yを新品に、タービンAss'yを2ヶ月程度使用したものを組み合わせ、手持ちの本体の中で一番まともなものに組み込み、様々な細かい部品は程度の良いものを選んで組み直します。
ベースプレートSub Ass'yとエンドキャップAss'y

問題は、それぞれのタービンのベアリングが当たる部分の摩耗です。
新品ベースプレートの軸拡大写真。

こちらが、使い込んだもの。

すっかり段がついています。
次に新品エンドキャップの拡大写真。

使い込んだもの。

こちらも同じですね、これではスムーズにタービンが回転しないわけです。
それぞれを組み込んで、あとはエンドキャップをつけて、ラバーサポートAss'yをつれば完成です。

ほぼ主要部品は全交換、これで新品同様に復活しました。
フリーサンダーの修理、さほど難しくなく、特殊工具も必要ありませんので、調子が悪くて困っている方、頑張って修理にチャレンジしてみてください。
posted by snowgoose at 11:04|
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