2008年04月21日

これが裏方の仕事です

先日書いた、裏方の仕事ですが、こんなものを作っていました。
kobako01.jpg
小さな写真だと、なんだかチーズが並んでいるように見えますが、8角形の小さなふた付きの箱です。
kobako02.jpg

これは、「古裂(こぎれ)あわせ」というお細工物のベースになるものです。古い縮緬の布を木地に貼って作られる、大変繊細なものです。その作家さんのホームページがこちらです。
「古裂あわせ」
このホームページの中の「ページつづり」というコーナーに作品の写真があります。上の小箱がどのように変身するかも見ることが出来ます。

この仕事の場合、見えなくなってしまうので材料の色はほぼ何でも良いのですが、極力軽く作らなければなりませんので、普段は使うことのない、キリやセン・ヤナギなど比重の軽い木や、ナラやサクラでも、少しボケかかったような木を使います。木工の仕事もいろいろな世界があって、面白いです。
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2008年04月15日

これは何でしょう?

この写真、何でしょうか?雪山ではないですよ。
080415.jpg答えはこちら
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2008年04月05日

どこまでが端材か

久しぶりに北海道産のイタヤカエデが手に入り、現在その材を使って某ホテルの備品を作っています。

製作途中で、当然端材が出ます。
hazai-itaya.jpg
皮に近い部分で厚さが薄いものは、チギリ(厚さ約2mmにして使います)として使う以外は基本的に薪になります。どこまでが端材で、どこからが材料なのか、いつも迷うところです。

わずか1cm足らずの端材の断面を見ると、これだけ成長するのに6〜7年も必要だと言うことが分かります。
nenrin.jpg
これを薪にするとわずか数分で灰に。なんとももったいないような、申し訳ないような、そんな気分になります。

今、加工しているイタヤカエデの樹齢は60〜80年くらいのものです。直径40〜60cmくらいの大木だったものです。これだけ森林破壊が進んでいる今日、こんな木を使っていいのだろうかという思いすらありますが、伐採されてしまった以上、極力無駄のないように使わなければと思います。

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2008年03月21日

木のお話 特別編その1 クロミサンザシ

今開催されているオケクラフト札幌展に、当方のものではありませんが、大変珍しい木、サンチン・正式な和名はクロミサンザシ(黒実山査子)で作った寿司ベラ・カップなどが参考出品されています。
sanchin01.jpg
sanchin02.jpg

置戸ではサンチンと呼ばれるクロミサンザシは、バラ科サンザシ属の落葉小高木で、日本では北海道と長野県菅平にだけに分布する希少種です。環境省レッドデータブックで絶滅危惧IA類(CR)「ごく近い将来に絶滅する危険性が極めて高い種」にリストアップされています。そんな木でクラフトを作るととんでもない!、とお叱りを受けそうですが、この木は庭木で事情があって切らなければならなかったもので、自然のものではありません。貴重な木ですので有効に活用すべきと思い、クラフトにしたとのことです。

クロミサンザシは材としては同じバラ科のサクラに近い印象です。サクラより色が濃く、木の皮に近い部分の白太と中心部との色の違いが大変はっきりしています。

クロミサンザシの実は食べられ、美味しいそうです。この秋、どこかでこのクロミサンザシの実がなっているのが見つけられたら、少し持ち帰り苗床に蒔き、なんとか増やせないだろうかと考えています。

もうすぐ雪解けです。昨年庭に植えたミズナラ・イタヤカエデ・シラカバ達がちゃんと芽を出すか、楽しみです。
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2008年03月04日

日本の手仕事道具−秋岡コレクション

1983年、置戸町での故秋岡芳夫先生の「木と暮らしのデザイン」という講演会をきっかけに新しい木工クラフトの動きが生まれ、置戸のオケとクラフトを合わせて命名された「オケクラフト」が誕生しました。
その秋岡先生が半生をかけて収集された大工道具をはじめとした手仕事の道具や遊山弁当などの生活用具、関連資料や執筆資料、映像資料など、18,000点からなる膨大な資料がご遺族から置戸町に寄贈され、どま工房という施設で展示や研究・管理されています。
その秋岡コレクションのホームページが出来ましたのでご紹介します。

日本の手仕事道具−秋岡コレクション
http://www.town.oketo.hokkaido.jp/teshigoto/index.htm

ぜひご覧ください。
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2008年02月23日

慣れてくると作業効率が落ちる?

今日は時計付きハガキスタンドを加工していました。
時計の文字盤部分、外径φ50mmの刃を使いますので、危険度の高い作業です。こんな大きな刃が高速回転するすぐ近くを手で押さえての作業ですから、ちょっとしたトラブルで大怪我になる可能性がありますので、慎重さが重要です。
今までは、いきなりこの大きな刃で削っていましたが、抵抗が大きく、いつもちょっと怖いなぁと思いながら加工していましたが、今回からはφ15mmの小さな刃で下加工してから、φ50mmの刃を使うことにしました。

下加工した材料とφ50mmの刃です。
r+50-01.jpg

これを加工していきます。
r+50-02.jpg
左右にある金属製のクランプを掴んで加工します。写真でおわかりのように、回転中の刃は大きさがわかりづらく、不用意に刃と手が接触しないように注意が必要です。

加工が終わったところです。
r+50-03.jpg

この仕事を始めた頃は、この程度の加工、さほど危険とも思わず、今思えばよく怪我しなかったと思うような作業をしていたこともありました。しかし何度か怪我をしないまでもヒヤッとする経験をして、次第に慎重になってきました。今回も作業工程を1つ増やしましたのでやや効率は落ちましたが、トラブルなくスムーズに終了しました。

慣れてくるとムダな動きは減っていきますが、新たに見えてくることもあって、見かけ上の効率が下がることもあります。より多くの経験を積み、時には先輩や仲間からのアドバイスも頂戴して、さらに安全で能率的な仕事ができるようになりたいと思います。
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2008年01月28日

耳栓と安全

この仕事を長くしている人は、少し耳が遠い方が多いです。私も研修時代を含めると13年ほど、毎日木材加工用機械の轟音の中で作業していますので、昔より少し聴力が低下したなと思うことがあります。オーディオが趣味の一つなので、ちょっと悲しいですが・・・。

耳を守るために、作業中は耳栓をしています。耳栓をした上で、ヘッドホン型のイヤーマフを付ける人もいます。ただ、作業の安全を考えると、機械の音をちゃんと聞けない状態は、危険でもあります。今日は高速面取り盤(縦軸)と言う機械で材料を加工を始めたところ、いつもよりなんとなく切削音が頼りない感じがしてすぐストップ。調べたところ刃の高さを調節する部分を固定するねじが少し緩くなっていました。今回はこのまま仕事を続けても怪我をするおそれはないものの、機械を傷める可能性はありました。

音や振動の変化を察知する事が必要なのは、木工に限らず機械を使った作業全般に言えることですね。機械の音はうるさいですが、機械からのメッセージでもあるので、常にそのメッセージに注意しなければと今日は改めて思いました。



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2008年01月07日

切れる刃物は気持ちが良いです

今日は、久々に手押しかんな盤の刃を交換しました。
年明け前にやろうと思っていたのですが・・・。

さほど難しい作業ではありませんが、4枚の刃の出方をきちんとそろえなければなりませんので、神経は使います。

写真のように、鉄アレイの出来損ないみたいなものを使って、
刃の出方を合わせて、ねじを締めていきます。
teoshi-ha-koukan.jpg

よくかんな盤の刃を交換した後、ねじの締め付けが甘く、刃が外れて機械を壊したとか、怪我をしたという話を聞きますので、交換が終わって、再度ねじの締め付け確認を行っても、最初にスイッチを入れ回すときは、何回やっても緊張します。今回も、もちろん問題ありませんでしたが。

交換後、早速かんながけをすると、スムーズな切れ味でとても気持ちが良いものでした。幅の広い材料だと、かんなをかけ終わった後、真空状態になってかんな盤に吸い付くような感じになります。

私の工房ではワイドベルトサンダーという機械を使って、材料についた多少の傷はさっと仕上げられるため、ついつい切れなくなった刃で仕事を続けてしまいがちですが、本来刃物を切れる状態にしなければ、後の行程で苦労することになります。ワイドベルトサンダーに頼りすぎることは、良いことではありません。

刃を交換した後は毎回、もう少しまめに刃を研磨に出して交換しなければ、と思うのですが、30分程度の作業を面倒がって、先延ばしにしてしまいます。反省しなければいけませんね。

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2008年01月05日

虫の集まるベンチの再生

昨年9月6日に、庭に置いてある、朽ちかけカバのベンチに虫が集まるという話題を書きました。
あのころは、こんな状態でした。
bench-b.jpg

このままでは、あと2年くらいでキマワリやクチキムシなどの食料になってしまいそうでしたので、大晦日から正月休みに、再生しました。多少薄くなりますが、この程度の痛み方なら十分に再生可能なところが無垢材使用の木工品の良いところです。
まず、埋木(上の写真でバッタの下にある丸いもの)をドリルとマイナスドライバーで取り払い、木ねじを外し、すべて分解。その後、カンナをかけたりワイドベルトサンダーをかけて真っ新にして、裏側になる部分をあらかじめ下塗り。位置が悪く端に座るとひっくり返りやすかったことを改善するため脚を外側に移動して再度組み立て、埋木を入れて仕上げると、こんな感じに。
bench-a01.jpg

この後、ガーデニング用のオイル塗料を2度塗りして完成です。
bench-a02.jpg

普段は小物がメインで、屋外用のものを作るノウハウもあまりないので試行錯誤ですが、こういった趣味の範疇のようなことをするのも楽しいものですね。息抜きになります。

さて、この再生されたベンチに虫たちがどのような反応を示すか、夏が待ち遠しくなってきました。
posted by snowgoose at 23:27| Comment(2) | 木・木工

2007年12月17日

端材の活用

当工房では、長さの短い端材も、極力利用しています。
これは、箸立ての木取りをしているところです。長さはまちまちですが、短いものは15cmほどです。
hazai01.jpg

自動カンナ盤やワイドベルトサンダーなどは、長さが30cm程度ないとうまくいかないので、短い材の場合は板にのせて流します。
hazai02.jpg

このようにすれば、かなり短く小さな材まで使うことが出来ますが、材が小さくなるほど作業時間はかかり、持ちにくくなるため危険性も増します。作業効率や安全性を考え、どの程度の大きさの端材まで使うかという判断は、なかなか難しいものです。効率が悪いと言うことはそれだけ機械の電気使用量や暖房のためのエネルギー消費も増えるので、ある程度以下のものは燃料として燃やした方が環境には良いのだろうか、そんなことを考えながら仕事をしています。
posted by snowgoose at 17:54| Comment(0) | 木・木工

2007年12月09日

ミニ三方出来ました

製作の途中経過をご紹介していたミニ三方が完成しました。
mini-san-m.jpg
鏡餅をのせる部分の寸法が約12cmの小型の三方です。パックされた鏡餅の小さいもの用サイズになっています。シンプルなデザインで、どんなインテリアにも合わせやすいと思います。今まではカエデのみでしたが、今年から和風なナラも作ってみました。(下の写真の左側がナラです。)

鏡餅用に作りましたが、お客様によっては人形をのせる台として使われる方や、メモ用紙や携帯電話を置く台として購入される方もいらっしゃいます。アイデア次第で、お正月以外にもお使い頂けます。
mini-san-mn.jpg

鏡餅なんて飾ったことがないです、なんて若い方にもお勧めです。
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2007年12月04日

三方とちぎり

先日ご紹介したこの季節になると作る商品、鏡餅をのせる三方ですが、ほぼ形になりました。
sanpou-kumikate.jpg
上の写真と前回の写真は、組み立てたものの角を補強するためと装飾のために、「ちぎり」というものを切り込みに差し込み、接着剤で固定しているところです。

ちぎりだけを拡大するとこんな感じです。
chigiri.jpg
ちぎりは、同じ種類の木を使い、目立たないようにする場合、上の写真のように色の異なる木を使ってアクセントにする場合と、いろいろです。この三方の場合、下の部分は同じ木で、上のトレー状の部分は色の異なる木(これはナラにカリンのちぎりを使っています)を入れています。

接着剤が乾いたら、ちぎりのはみ出している部分を丸のこ盤でカットし、サンダーで仕上げます。その後、面を取ってフリーサンダー等で仕上げ、オイル塗装をして完成となります。
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2007年12月01日

今年もこんなものを作る時期になりました

今日から12月、今年も残りあと1ヶ月ですね。
この時期になると、毎年作るものがあります。
nandeshou.jpg

まだ途中ですので、これがなんだかわかりづらいかもしれませんね。
近日中に、完成したものをアップします。
posted by snowgoose at 22:24| Comment(2) | 木・木工

2007年10月27日

お寺の古材・その2

お寺の古材で作っていた切手盆が、約180枚、ようやく完成しました。材質はセンで、オイル塗装仕上げです。
bon.jpg

通常なら、商品にすることが難しいような、脆くなっている部分や虫食いの跡があるもの・小さな割れなどの不具合があるものも、それがお寺の歴史そのものでもあるとの考えを依頼主にも承諾頂いて、お盆として支障がないものはすべて形にしました。

この古材でつくったお盆が、これからも皆さんに愛用して頂けたら、こんなにうれしいことはありません。
posted by snowgoose at 21:32| Comment(2) | 木・木工

2007年10月19日

ペントレーの加工

今日は、8月に試作中とこのブログにちょっとだけ紹介した○○トレーこと、ペントレーの加工の一部が当方の機械だけでは出来ないため、旭川に行って、機械をお借りして加工してきました。

ここ数日の天気予報によると、峠の路面状況はちょっと怪しかったのでスタッドレスタイヤに履き替え、久々の冬道を走る気満々?で出発しましたが、路面は全て乾いており、道ばたにも雪はなく、ちょっと拍子抜けしました。でもさすがに大雪の山々はすっかり白くなっていました。
taisetsu-snow.jpg

ペントレーは置戸の某小学校の創立100周年の記念品です。最終形状はまだ公開できませんが、今日の加工でこんな形になりました。樹種は北海道産のサクラです。
pen-t-zai.jpg

この材をさらに加工してペントレーに仕上げていきます。

ちなみに、後ろに見えている(ビニールが掛けてある重なっているもの)のが、お寺の古材から作っている切手盆です。こちらは、そろそろ仕上げが終わるところです。
posted by snowgoose at 20:28| Comment(2) | 木・木工

2007年09月30日

お寺の古材

今日は、ある方からの特注の仕事をしていました。

お寺の古材でお布施などをのせるのに使う切手盆を作る仕事で、今日はそのカンナがけをしました。するとやはりお寺で約100年近く使われていた材なので、時折お線香の香りがしました。

おそらく、この木はこれまで多くの方々の人生を見守っていたんだろうと思うと、なにかいつもの仕事とは違う、重い責任感のようなものを感じました。
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2007年09月23日

変わったウォルナット

ウォルナットにも、カエデに現れるような縮み杢が見られる木が時々あります。今日、加工していたなかに1枚、見事なものがありました。
w-moku.jpg
縞模様が現れているのがお分かりになると思います。写真だと解りにくいと思いますが、実物はキラキラしてとてもきれいです。

ただ、ここまで個性の強い木の場合、普通の木と組み合わせることは難しく、このような杢・模様の木と組み合わせるか、一品ものを作るか、普通の木のなかにアクセントとして用いるか、のいずれかにすることが多いです。
同じ品質・質感で大量に作らなければならない家具メーカーの場合、普通でないという理由で、こんな木は見えないところに使ったり、場合によってはなんと薪にしてしまうことすらあります。私のような小回りのきく個人工房では、こんな木の個性を極力生かしたものづくりをしたいといつも考えています。

このウォルナットはとりあえず保管することにして、何にするか、じっくり考えることにしました。
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2007年09月20日

産地表示について

今朝もまた、宮崎産の蒲焼きに台湾産のウナギが混ざっている可能性がある、産地偽装か?とテレビで騒いでいました。
産地、定義が難しいですね。台湾で育ったウナギを日本で加工したものは台湾製で蒲焼きに加工は宮崎、これは宮崎産とは言えない、というのが一般的な考えでしょう。では外国で生まれた稚魚を輸入して日本で育てたウナギの蒲焼きは日本産としてまかり通っている、これはおかしいのでしょうか?

当工房商品の材料は、サクラは100%北海道産ですが、それ以外はカエデの8割はアメリカ・カナダ産・2割程度が北海道産、ナラはほぼ100%ロシア産、ウォルナットも100%アメリカ産です。上の論理だと、当工房の商品はほとんど日本産とは言えないということになりそうです。「食べ物とクラフト品は違うよ」という意見もある一方、「なんだ外材なのか・・・」とがっくりして買おうとしてくださった商品を、もとに戻す方も少なくありません。お気持ちはわかるのですが、私としては、魚で言えば材料の木自体は稚魚のようなもの、それを商品に育て上げたのは私であり、私を包んでいる置戸、北海道である、と考えています。

工房スノーグースの商品は、材料の原産地はいろいろですが、間違いなく北海道産です。北海道の人間と風土が作った商品だと自信をもって製作しています。
posted by snowgoose at 20:42| Comment(2) | 木・木工

2007年09月15日

なくてはならない道具です

ときどき、スノーグースの商品は手作りですか?と聞かれます。「手作り」の明確な定義はないようなので、難しい質問なのですが、私は多くの木工機械を使ってものづくりをしています、でも、最後の仕上げは手でしてますよ、と答えることにしています。

手で仕上げているといっても、紙ヤスリで一生懸命磨くというより、写真の道具を使うことがほとんどです。
freeS.jpg

これは、フリーサンダーというエアーツールです。エアーツールとは、エアーコンプレッサーの圧縮空気を利用して動かす道具のことです。このフリーサンダーも、空気の力でブルブル震えます。ブルブルさせながら、取りつけた布ヤスリで商品を磨いていきます。始めは#120番の少し粗めのヤスリ、次に#180番の細かいヤスリで仕上げます。手の延長といった感じの道具で、なくてはならないものです。

今日は半日、ずっとフリーサンダーで仕上げの仕事をしていました。今でもやや手がしびれたような感じがあります。連続使用は極力避けたいものです。(笑)
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2007年08月22日

木のお話 その3 ナラ

今日は、ナラの木のお話です。
nara.jpg
上の写真は、先日北見市常呂町のところ遺跡で撮影したミズナラです。ナラというと、ドングリの木、というイメージでしょうか。このミズナラは、この遺跡で暮らしていた古代人達が食べていたドングリの子孫なのかもしれません。
材料としては、色は白くもなく黒くもなく、いかにも「木」という感じのうす茶色で、年輪のはっきりした木です。カエデに比べれば柔らかく、加工しやすく、比較的狂いが出ることも少なく、あつかいやすい木です。下の写真のような、虎斑と呼ばれる模様が現れることもあります。
trafu.jpg

当工房で使用しているナラは、現在はほとんどがロシア産です。北海道産のミズナラは、なかなか入手出来ません。
ロシア産のナラは北海道産のそれに比べると、一般に色が濃く、固いことが多いようです。これはミズナラだな、と言う感じの、見事に虎斑の入ったものもありますが、コナラなのかホワイトオークなのか、何ナラかわからないものも多いです。

北海道産でもロシア産でも、何かの縁があって工房にやって来た木です、分け隔てなく大切に使っています。
posted by snowgoose at 22:28| Comment(2) | TrackBack(0) | 木・木工