2024年09月22日

オオツリバナ

10年ほど前に、置戸のスポーツセンター脇に植えられているオオツリバナの種を拾ってきて、複数ポットに蒔いて2年後にようやく1本だけ発芽、その木がようやく今年実をつけました。樹高はまだ2m弱です。

はじける前の果実には5枚の羽のように見える部分があるので、ちょっと星のカービィみたい?です。
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はじけるとこんな感じに。
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ツリバナ(北海道だとエリマキと呼ぶことの方が多いかも)は発芽率が低く、種子は強い休眠性があるため、ジベレリン処理もやってみたのですがやり方が悪かったようで効果はなく、結局自然に雪の中で低温湿層処理されたものが普通に長い休眠から発芽したという感じでした。

生長が遅いし実は赤く綺麗で可愛い、そして発芽率はとても低いのでミズナラやイタヤカエデのように増えすぎる心配もなく(うちの庭ではあちこちからナラとカエデが生えてきて困っています)庭木向きですね。

ツリバナ、というかエリマキは小さな細工物に用いられる木ですが、あまり太くなることもないので材として流通する事はなく、仕事ではいまだに扱ったことがありません。この木が木工品の材料として使えるほどの太さになる頃、私はもうこの世にいないでしょうね。笑
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2023年11月14日

ハクガン、浦幌にて

11/12に浦幌町にハクガン(Snowgoose)を見に行ってきました。
屋号がスノーグースながら、今まで動物園でしか見たことがなかったので、野生のハクガンを見られたのは初めてでした。濤沸湖や宮島沼など、マガンやヒシクイなど多くやって来るところには何度も行ったことはあったものの、ハクガンはめったに来ないとのことで出会えず、浦幌町にはやって来ることは知っていたのですが、何故か置戸からかなり遠いように錯覚していて、今まで行ったことがなかったのでした。(実際は置戸から140km弱で結構近いです。)

ネットの情報を元に、たぶんあそこにいるだろうというあたりに行くと、いました。
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白いのがハクガン、シジュウカラガンと一緒に行動していました。
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ハクガンは狩猟や繁殖地の北極海沿岸で盛んに行われたトナカイ放牧の影響で、アジアへの渡りが途絶えていたそうです。1993年に北極海の繁殖地で採取したハクガンの卵を日本へ渡るマガンの繁殖地へ移送し、マガンの巣に預けたり人工ふ化させマガンを仮親としてアジアに渡らせようという復活計画によって、北海道には数羽しか渡ってこなかったハクガンが、今では3桁にもなる数が渡ってくるようになったそうです。
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11月下旬、十勝川下流域が雪と氷に閉ざされるとハクガンは秋田県経由で新潟県へ、シジュウカラガンは主に宮城県付近に渡って冬を越すそうです。そして3月、雪や氷が溶ける頃、また十勝にやって来るそうです。

ハクガンを探しながらクルマを走らせていると、電線に見慣れない猛禽がいました。
コチョウゲンボウのオスでした。初めてみました。
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タンチョウは、ごく普通にあちこちにいました。
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1日、鳥見三昧でした。浦幌、また行きたいと思います。

ハクガンは近くまで寄ることは難しい場所にいたため、全て35mmサイズ換算2000mmで撮影しました。4枚目は100m以上離れていて、肉眼だと白いのがいるくらいしかわかりませんでした、超望遠コンデジ様々です。
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2021年08月07日

何シデムシの幼虫でしょうか?

先日、庭で見慣れないシデムシの幼虫を見つけました。
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この子はいつも見る真っ黒ではなく、頭部にオレンジの部分がありました。もしかしてヨツボシヒラタシデムシの幼虫でしょうか?ネットや手持ちの図鑑で調べてもヨツボシヒラタの幼虫は出て来ませんでした。ご存じの方おられたら情報お待ちしております。

シデムシの幼虫、気持ち悪いと嫌う方も多いようですが、私はちょっと三葉虫的でサンダーバード2号にも少し似ている形が好みです。
posted by snowgoose at 21:24| Comment(0) | 自然

2021年07月25日

クロマルカメムシ

工房の裏の一角に群生しているシロバナシナガワハギに3mmほどの小さな丸い虫があちこちにいます。
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ハムシの仲間かと思って良く見たら触覚や交尾のスタイルがカメムシ、調べるとクロマルカメムシのようです。
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この角度から見ると甲虫みたいです。
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小さくて丸い虫はそれだけで可愛いですね。

シロバナシナガワハギはマメ科の外来植物でリンク先の通り北海道ではブルーリストA3となっています。
花は小さく地味ですがよく見ると可憐です。
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2021年07月13日

ホソアワフキ?

とても淡い色の小さなアワフキがいました。大きさは6〜7mmほど、ホソアワフキの白っぽい個体かと思いますがちょっと自信がありません。

シースルーですね。
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ちょっと物憂げな表情が可愛い。
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そろそろ本格的なアワフキの季節ですね。
posted by snowgoose at 22:47| Comment(0) | 自然

2021年06月28日

コブニレレストランその2

今年は今のところ、クワガタ・カブトの当たり年か、庭のコブニレには例年より色々やってきます。

この家で6月中にカブトムシがやってきたのは初めてです。
大型のメスです。1日中、時折バリバリ音を立て幹を傷つけながら朝からずっと食べ続け。
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別の幹では大型のコクワガタのカップルがいました。コクワも今年初です。
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メスは食べ続け、オスは他のオスにちょっかい出されないように、ずっとガードしていました。
夜になり、メスはどこかに行ってしまい、オスだけが幹を歩いていました。

すると、今度は小型のノコギリクワガタのオスが登ってきました。こちらも今年初。
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去年はカブトムシだらけになってしまったコブニレですが、今年はクワガタが頑張っています。
このままクワガタ優勢だと良いのですが、カブトのオスは強いですからね・・・。
posted by snowgoose at 21:21| Comment(0) | 自然

2021年06月16日

コブニレレストラン

庭のコブニレの樹液に、今年初めてミヤマクワガタがやってきました。
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この樹液には、ケシキスイ・シデムシ・エンマムシ・ハナムグリ、そしてスズメバチ・チョウ・ハエなど、様々な昆虫が集まり、昆虫レストランとなっております。笑
まずスズメバチが幹をガリガリやって樹液が出だすと、すぐにハエやチョウがやってきて、その後ケシキスイやハナムグリなど色々な甲虫たちがやってくる感じでした。

ハナムグリとケシキスイ達(この写真だけ6/7)
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ヨツボシケシキスイと思われるカップル
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カバイロヒラタシデムシ
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オオスズメバチ
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スズメバチの右上を拡大すると、ヨツボシオオキスイがいました。
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仕事の合間、いつ見に行っても飽きることがありません。
posted by snowgoose at 21:42| Comment(0) | 自然

2021年06月03日

クロアナアキゾウムシ

工房付近のフキは穴だらけ。良く見ると、このクロアナアキゾウムシが盛んに食べてます。
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オオイタドリを食べると図鑑には書いてありますが、ないときはフキなんですかね。
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お盛んな方達もいました光るハート
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たぶんクロアナアキゾウムシだと思いますが、クリアナアキゾウムシもマツアナアキゾウムシも似ているのでちょっと自信がありません。

ゾウムシの仲間は独特な形で可愛いですね。
posted by snowgoose at 21:55| Comment(2) | 自然

2021年05月29日

アトジロサビカミキリ

玄関に体長6〜7mm程の小さな甲虫、はじめはゾウムシかと思いましたが良く見たらカミキリでした。
アトジロサビカミキリです。名前の通りの模様ですね。
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カミキリにしては可愛い顔でした。
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広葉樹に来るカミキリとのことなので、ハルニレにでもくっつけて撮り直そうかと考えていると、どこかに行ってしまいました。
とても地味で小さなカミキリなので、木の幹に付いていてじっとしていたら見逃してしまいそうですね。
posted by snowgoose at 21:41| Comment(0) | 自然

2021年05月16日

シモフリコメツキの仲間?

工房前の家庭菜園を耕していると、土の中から迷惑そうにこんな虫が2匹出てきました。まだ冬眠中でしたか?
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シモフリコメツキの仲間?図鑑とネット調べまくっても同定出来ません。小楯板は白、脚には縞模様。体長は12〜13mmほど。
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ひっくり返しても跳ねませんでした。もしかしてコメツキではないとか?肝心の裏側の写真を撮り忘れていました・・・。
また見つけたら、今度は色々な角度からしっかり記録したいと思います。
posted by snowgoose at 19:48| Comment(0) | 自然

2021年04月25日

ジョウカイボンの幼虫

置戸では昨日は20℃を超え、今日は雪、今年の春は暖かくなったり寒くなったり忙しいですね。

東京なら交通機関マヒする程度の雪が積もった今朝、雪の上を芋虫が歩いていました。
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調べると、ジョウカイボンの幼虫でした。ネットを見ると、ジョウカイボンの幼虫を雪の上で見ることはさほど珍しくないようです。

画像を明るくして良く見ると、目のような模様があり、紫外線を感知できる鳥からみたらこれでも威嚇する効果があるのか、たまたまこんな模様になったのか、虫を見ていると不思議で楽しいです。
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最近、家の庭ではジョウカイボンばかりで、アオジョウカイをほとんど見かけません。今年はどうなることやら。この子は、どっちでしょうね。

posted by snowgoose at 10:45| Comment(0) | 自然

2020年08月04日

クロタマムシ

今日は本当にここは北海道なの?と思うくらい蒸し暑く、こんな時はせめて珍しい虫でも出てこないかなと思っていたら、玄関に見慣れないタマムシがいました。
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毎年数回見かけるフタオタマムシかと思いましたが、羽は燕尾服のようになっていないし、何より顔がオレンジ色、調べてみるともクロタマムシのオスでした。比較的珍しい虫みたいです。
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顔の色や模様は個体差が大きいそうです。この個体は比較的穏やかな模様ですが、ネットで調べると、「あんたはKISSのファンなのかい?」と言いたくなるようなロックな模様の個体もいるようです。

裏側は普通ですね。
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虫を眺めているときだけは、暑さを忘れて熱中して楽しい時間でした。

ちなみに今日の写真は全てニューマシンのオリンパスE-M1mark2+M.ZUIKO 60mmF2.8で被写界深度合成で撮影しました。初代E-M1に比べると、画質が大幅に向上しているのはもちろん、深度合成もはるかに使い勝手が良くなっていますね。mark3が発売されて大幅に安くなってようやく手に入れましたが、これなら無理してでももっと早く買えば良かったなと思います。今の価格は超お買い得、マイクロフォーサーズを使っている方は要チェックです!
posted by snowgoose at 21:53| Comment(0) | 自然

2020年07月01日

タンポポのカルス

去年草取りがおろそかになってしまったため、この春工房の周りには非常に沢山のセイヨウタンポポが生えてきてしまいました。このため今年は、極力根から掘り起こしてタンポポを減らそうと努力しています。

すると、面白いことに気付きました。

こちらは普通のタンポポの生え始めて少し経ったものです。
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当たり前ですが、一つの苗だなという感じです。
掘り起こすと、こんな感じ。
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一方、完全に掘り起こすことが出来ず、少し根が残ってしまったものから再び生えてきたタンポポは、まるで種を一ヶ所にまとめて蒔いてしまった時のような感じに束になっています。
(この写真だと、ちょっとわかりにくいかもしれませんね。)
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掘り起こしたものがこちら。茎が赤くないのも普通と異なるところです。
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なんか変ですね。

よく見ると、元の根の切断面にある不気味な形の部分から複数の芽が出ているのがわかります。
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これは切断面に未分化状態の植物細胞の塊・カルス様組織が出来て、そこから新しい芽(不定芽)が生えてきたことによるもののようです。

新しい芽の始まりは、こんな感じ。
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新しい芽は元の根・直根としっかり繋がっていないため、引っ張ると切断面から簡単に抜けてしまいます。抜かないでそのままにしておけば、それぞれの芽からしっかりとした根が生えてくるのでしょうかね?それともこのまま、元の根に寄生するようにして成長するのでしょうか?また少し経ったら、同じような不定芽を掘り起こしてみようと思います。なんか、小学生の自由研究のようですね。笑

このタンポポのカルスから不定芽が出て再生されることよく知られているようで、「タンポポ カルス」で検索すると、奈良教育大学や筑波大学や論文が出て来ますので、詳しく、正しくお知りになりたい方はそちらをご覧下さい。
posted by snowgoose at 22:32| Comment(0) | 自然

2020年06月24日

愛のカツオゾウムシ?

年末から1月中旬くらいまで、寒さは例年より厳しかった上に雪がなかったためか、工房や家の庭ではハムシは異常なほど少ないです。
でもゾウムシは例年通りです。ヨモギにはカツオゾウムシがあちこちにいます。
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今まで、このゾウムシはカツオゾウムシだと思っていましたが、よく調べるとアイノカツオゾウムシのようです。
たまたま図鑑に載っていた個体が青色がかっていたため、「アイノ=藍の」と勘違いしていましたが、カツオゾウムシはタデ類を食べるようですが、これはヨモギでしか見られず、他の図鑑やネットの情報を見るとアイノカツオゾウムシで間違いなさそうです。ナガカツオゾウムシの可能性もありますが・・・。

「アイノ=愛の」でもなく、「アイヌ」から変化したか、なまったかで付いた名前のようです。
でも、壮絶な愛のカツオゾウムシ達もいました。笑
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カップルに執拗にちょっかいを出すオス、この写真を撮った3時間後くらいに見たときも、まだメスをものにしようと必死でつきまとっていました・・・。
posted by snowgoose at 21:50| Comment(0) | 自然

2020年06月18日

ウラキンシジミ

5日ほど前、シウリザクラの葉の上にシジミチョウの仲間と思われる蛹を発見しました。
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図鑑やネットで調べると、シロモンクロシジミの蛹に似てますが、北海道にはいないはず。白い部分がちょっとクレヨンしんちゃんのぶりぶりざえもんみたいです。

そして今朝、謎だったこの蛹から、ウラキンシジミが羽化しました。見たときはすでに羽の展開も終わっていて、羽化の瞬間は見られなくて残念でしたが、名前の通り、羽の裏側の金色がきれいでした。
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漢字で書くと裏金小灰蝶、悪の匂いがしますね。笑
もう少し、可愛らしい名前を付けてやれば良かったのにと思います。
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このあと、元気に飛んでいきました。
posted by snowgoose at 22:12| Comment(0) | 自然

2020年05月24日

マダラホソカタムシ

庭のある苗木の整理や草取りなどが終わって家でのんびりしていると、見たことのない虫が家にいました。たぶん、作業中に服にでも付いていたのでしょう。
明るいところに連れて行って撮影。
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警戒して、なかなか動きません。

動き出して、やっと脚や触覚を出してくれました。大きさは5mm弱。
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前から(眼にピントが来てなかった・・・)
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ケシキスイ?ゴミムシダマシ?など調べても該当する虫がおらず、ネットで似た虫を探してようやくホソカタムシの仲間、おそらくマダラホソカタムシと判明しました。枯れ木に生息する昆虫とのこと、不勉強でこの科については全く知らず、手持ちの図鑑にも載っていなかったため、青木 淳一著「ホソカタムシの誘惑 第2版」という本を早速注文しました。

posted by snowgoose at 16:39| Comment(0) | 自然

2020年05月11日

エゾハイイロハナカミキリ

今朝、ビニールハウスを開けに行くと、バンドのところに見慣れない虫が。
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はじめはゴミムシかハンミョウの仲間かと思ったのですが、でも触覚は短いし、と思いながら図鑑で調べると、ハイイロハナカミキリらしいことがわかったのですが、体長は20mmほど、大きすぎます。さらにネットで調べると、どうやら北海道固有種のエゾハイイロハナカミキリということがわかりました。

石の上に置いてみました。色が似てるのでわかりにくくなってしまいました・・・。
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ノコギリカミキリなんかと比べると、やや優しい顔、あまりカミキリらしくないですね。
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トドマツ・エゾマツ・カラマツなど針葉樹の倒木・伐採木などに寄生するとのことです。
posted by snowgoose at 22:07| Comment(0) | 自然

2020年05月03日

ドビイロツノゼミ

置戸もようやく春らしくなったと思ったら、今日は29℃近くまで気温が上がりました。ちょっと前までストーブを焚くくらいの寒さだったので、身体がついて行けません・・・。

エゾヤマザクラやツリバナの木を見ていると、最近よくヨコバイの幼虫と思われるのがいるので写真を撮っていました。この子達はとてもシャイで、すぐ隠れてしまいます。笑
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上からの写真をなんとか撮ろうとしていると、その近くにトビイロツノゼミがいたので、こちらを観察することにしました。この方はおっとりしていて写真撮影もOKでした。
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ツノゼミの中では一番普通ですが、大きさは5mm程しかなく地味なので、よく見ないとアワフキとかヨコバイと勘違いしそうですが、拡大すると名前の通り角があるのがわかるかと思います。おかしな形です。
トビイロツノゼミは成虫で越冬するそうです。

虫が増えて楽しくなって来ました。
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posted by snowgoose at 19:15| Comment(0) | 自然

2020年03月28日

春が来た

新型コロナウイルスの話題ばかりで憂鬱になってしまいますが、置戸にも春がやってきました。

今日今年初めて、庭にホオジロがやってきました。
お食事中です。
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久しぶりに見たせいか、それとも若い個体なのか、尾羽の色が鮮やかに感じました。hohjiro2003282.jpg

裏庭のトチノキ、冬芽も膨らんできました。粘液で保護されて輝いていました。
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トチノキは置戸には自生しませんが、これはエゾリス用に撒いておいたトチの実を、リスが土に隠して、食べ忘れたものが芽を出したものです。今年で樹齢6〜7年くらいですが、まだ高さは1mほど、寒いからか、成長は遅いです。
posted by snowgoose at 23:45| Comment(0) | 自然

2020年03月09日

ハナバエ?

先日の大雪から一転、気温が10℃近くなると、昆虫たちも動き出します。

雪の上に、羽がきれいなハナバエの仲間と思われる虫がいました。
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図鑑を見ても、ネットで探しても、同定できませんでした。どなたかおわかりになる方はおられますか?
夏場ならいても気にすることがないようなアブやハエの仲間でも、この時期にはじっくり観察してしまいます。

追記:ベッコウバエではというコメントをTwitterで頂きました。かなり似ていますが越冬個体のためか色は地味で羽の斑紋も図鑑などとは異なり、大きさも8mm程度と小さかったので少し違って見えます。晩秋寒い時期の小さな個体なんですかね。3/11
posted by snowgoose at 22:23| Comment(0) | 自然