11/12に浦幌町にハクガン(Snowgoose)を見に行ってきました。
屋号がスノーグースながら、今まで動物園でしか見たことがなかったので、野生のハクガンを見られたのは初めてでした。濤沸湖や宮島沼など、マガンやヒシクイなど多くやって来るところには何度も行ったことはあったものの、ハクガンはめったに来ないとのことで出会えず、浦幌町にはやって来ることは知っていたのですが、何故か置戸からかなり遠いように錯覚していて、今まで行ったことがなかったのでした。(実際は置戸から140km弱で結構近いです。)
ネットの情報を元に、たぶんあそこにいるだろうというあたりに行くと、いました。

白いのがハクガン、シジュウカラガンと一緒に行動していました。


ハクガンは狩猟や繁殖地の北極海沿岸で盛んに行われたトナカイ放牧の影響で、アジアへの渡りが途絶えていたそうです。1993年に北極海の繁殖地で採取したハクガンの卵を日本へ渡るマガンの繁殖地へ移送し、マガンの巣に預けたり人工ふ化させマガンを仮親としてアジアに渡らせようという復活計画によって、北海道には数羽しか渡ってこなかったハクガンが、今では3桁にもなる数が渡ってくるようになったそうです。

11月下旬、十勝川下流域が雪と氷に閉ざされるとハクガンは秋田県経由で新潟県へ、シジュウカラガンは主に宮城県付近に渡って冬を越すそうです。そして3月、雪や氷が溶ける頃、また十勝にやって来るそうです。
ハクガンを探しながらクルマを走らせていると、電線に見慣れない猛禽がいました。
コチョウゲンボウのオスでした。初めてみました。


タンチョウは、ごく普通にあちこちにいました。

1日、鳥見三昧でした。浦幌、また行きたいと思います。
ハクガンは近くまで寄ることは難しい場所にいたため、全て35mmサイズ換算2000mmで撮影しました。4枚目は100m以上離れていて、肉眼だと白いのがいるくらいしかわかりませんでした、超望遠コンデジ様々です。
posted by snowgoose at 20:57|
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