先週末ほどではないものの、昨晩〜今日午前中にかけて、置戸も暴風雪でした。一度晴れて除雪が終わって一休みしていると、また雪が降り始め、明日の朝までは道内荒れ模様のようです・・・。
明日は、東日本大震災から丸2年、今日は震災関係のテレビを見ながら、2年も経ったのに遅々として進まない復興に苦悩する人々の姿を目の当たりにして、アベノミクスだ、東京オリンピック招致だ、交付税増額で旧小学校を1.6億円もかけて公民館に(これは置戸の話、無駄とは言わないけど、本当に必要なの???)と騒いでいる世の中に、改めて怒りを感じ、また、自分は何が出来るのだろうと考え込んでしまいました。
今年の5月には、岩手・秋田に行くことにしました、日本人して、一度見ておかなければいけない、肌で今の被災地を感じなければとずっと思っていたのでした。また、私が住んでいる地域が103年前に秋田の雄物川大氾濫で土地を追われた人たちが開拓した置戸町秋田地区の雄勝なので、秋田には震災前から行きたいと思っていました。当方の商品を扱っていただいている秋田市の
クラフト北さんにもご挨拶に行きたかったですし。今まで行きたいと思っても「忙しさ」を理由に実現しなかったのですが、また一つ、行きたい要素が増えて、実現することになったのでした。
昨年末、朝のNHKニュースでたまたま見た、大槌町の歌手・
臼澤みさきちゃんが唄っていた
「故郷〜Blue Sky Homeland〜」という歌が心に響いて、早速ミニアルバム
「Homeland」を買ってみました。

まだ中学2年生ながら、民謡で鍛えた歌声は、心に直接届くぬくもりや安らぎがあって、すっかりお気に入りになりました。またこのアルバム、「姫神せんせいしょん」の佐藤将展氏・大久保正人氏や元NSPの澤近泰輔氏など、岩手県の錚錚たる音楽家が編曲やレコーディングに参加していて、オール岩手で作れたような暖かさも感じます。
プログレ好きとして、後半2曲の「友輝〜Red Sky Homeland〜」と「風のとおり道」は編曲がダイナミックで聴き応えがあります。サンプリングのストリングスを使用しているようですが、特に「風のとおり道」はメロトロンだったら最高だったなぁという感じです。全体に、アイリッシュ音楽の雰囲気があり、Camelの「Harbour of Tears」あたりがお好きな方にもお勧めします。ちょっとレゲエ調の「外山節」、元気な明るいナンバー「ワンツースマイル」など、全曲細かく紹介したいくらいです。
この「友輝」はシングル「故郷」のカップリング曲なのですが、アルバムでは編曲を替えて大きな流れが感じられる仕上がりでした。1曲目の「故郷」からの流れは、プチ・コンセプトアルバムのようです。
ごちゃごちゃ書きましたが、なによりの魅力はみさきちゃんの歌声です。久しぶりにすばらしい歌手に巡り会えました。5月5日には、盛岡でファースト・ソロコンサートがあります、今から楽しみです。
今日のNHK総合「東日本大震災から2年特集『明日へ-支えあおう-』」でも「故郷」唄ってました。目が潤んでいたような・・・いろいろな想いもあることでしょう、じーんとしました。
3/6に発売になった新曲「名前」も良いですよ、また後日紹介します。
復興に向けて、私に何が出来るのだろうと、今まで少額ながら寄付をしたり、イベントにて復興支援のリストバンドを販売したりしてきましたが、この5月か6月に予定されているクラフト北さんを中心に活動されている
震災復興青空市にご協力させていただくことになっています。ものだけの参加になると思いますが、日時や詳細が決まりましたらご案内いたします。
posted by snowgoose at 22:42|
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