2013年11月11日

吉里吉里国に行ってきました

先月のブログで、岩手県大槌町の特定非営利活動法人 吉里吉里国「復活の薪」について書きましたが、11月8〜9日に、夫婦で行ってきました。半年ぶりの岩手県、少し復興が進んでいました。でも「少し」でした。

東日本大震災のささやかな復興支援として、私たちオケクラフト生産者は今までに、展示会の売上の一部を寄付したり、取引先の復興支援イベントに商品を提供するなどの活動はしてきましたが、木工家として、何が出来るか、何なら出来るかを考えて、同じ木を扱う団体に本業の木工を通して協力することが、無理なく長く続けられることだと思い、今回の吉里吉里国さんと連絡を取り合い、今回の訪問が実現しました。

スタッフの皆さんはとても前向きで、エネルギッシュで、復興に懸ける強い想いが言葉の一つひとつに感じられました。また、笑顔がとても素敵でした。

皆さんと私です。
kirikiri-staff+.jpg

間伐材・塩害材の薪が大量に積んであります。
kirikiri-makiokiba.jpg
私たちも薪割りを体験してきました。すぱっと割れると気持ちよいですね。

先日の「復活の薪」は、こんなフォトスタンドになりました。
sugi-photostand.jpg
皆さんにも喜んでいただけました。

吉里吉里国の方々は、津波で塩害を受けた木々や、長い間放置され手つかずになっている山の間伐・整備を中心に、地域の子供達を対象にした森林教室や薪文化の復活・継承のための勉強会などの活動をされています。「少しの不便さを楽しみながら、心豊かに暮らしていこう。」という考え方を基本に活動されています。全くその通りだと思います。
便利さを追求した結果が今の日本、本当に幸せな国になったとはとても思えません。ただ昔に戻ればよいとは思いませんが、新しい技術や考えも取り入れながら、昔の知恵も最大限に生かす、貧乏ではない質素な暮らし、私の理想でもあります。吉里吉里国さんでも、単純に薪文化を復活させようというのではなく、新しい蓄熱式ストーブ等の勉強もされていて、その普及も目指されています。

私たち木工家に出来る協力は、この吉里吉里国さんの活動をみなさんに広くお伝えすることくらいしか出来ませんが、少しでもお力になれるように、今後の展示会等でこの「復活の薪」で作ったクラフトを展示・チャリティー販売する予定です。
吉里吉里国さんでは賛助会員を募集されています。賛同される方は是非ご入会ください。
また、ボランティアで協力されたい方も連絡してみてください。気さくで良い人ばかりです。

また今回、吉里吉里国さんから同じ大槌町の社団法人 和 RING-PROJECTをご紹介いただきました。
和 RING-PROJECTさんは現在、津波によって倒壊した家屋の木材でキーホルダーを中心に作られています。
今後はキーホルダー以外の木工品にもチャレンジされる予定で、そのお手伝いをさせていただく予定です。
具体的には、まだ秘密です。お楽しみに。
posted by snowgoose at 23:02| Comment(0) | 木・木工
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