2007年12月04日

三方とちぎり

先日ご紹介したこの季節になると作る商品、鏡餅をのせる三方ですが、ほぼ形になりました。
sanpou-kumikate.jpg
上の写真と前回の写真は、組み立てたものの角を補強するためと装飾のために、「ちぎり」というものを切り込みに差し込み、接着剤で固定しているところです。

ちぎりだけを拡大するとこんな感じです。
chigiri.jpg
ちぎりは、同じ種類の木を使い、目立たないようにする場合、上の写真のように色の異なる木を使ってアクセントにする場合と、いろいろです。この三方の場合、下の部分は同じ木で、上のトレー状の部分は色の異なる木(これはナラにカリンのちぎりを使っています)を入れています。

接着剤が乾いたら、ちぎりのはみ出している部分を丸のこ盤でカットし、サンダーで仕上げます。その後、面を取ってフリーサンダー等で仕上げ、オイル塗装をして完成となります。
posted by snowgoose at 23:05| Comment(1) | 木・木工
この記事へのコメント
お正月に鏡餅の販売をしております。
お客様より、三方が欲しいと、よく言われるため探していたところ、ネットで拝見いたしました。
卸売りなどでわけていただけるのでしょうか?
デザインが素晴らしく是非お願いしたいと思います。
よろしくお願いいたします。


   担当国松 


SUTEKUS
Posted by 兜l佐商店 at 2018年11月10日 10:34
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