さて、11月末に煙突の取り付けが終わり、家の中の耐熱対策もとりあえず終わり、10日ほど前から新しいストーブ、ホクダンのペレットストーブ D2を使い始めました。

耐熱壁はベース部分を木と耐火ボードで作り、その上に耐火モルタルを使ってブリックタイルを貼り付けたものです。タイルの配置と左官は妻が担当しました。
非常にレトロな雰囲気のストーブですが、二次燃焼室を備える優れものです。昭和8年から作られているストーブ(もともとは石炭ストーブだったようです)とは思えない、現代的な構造で大変効率が良く、小さいながらもとても暖かいストーブです。当然ですが、電気不要、停電になっても使えます。ちなみに製造しているのは旭川のメーカー、以前勤めていた家具・インテリア小物メーカー・コサインのすぐ近くにある会社で、毎日その横を自転車で通勤していました。このストーブも旭川の機械屋さんから購入しました。
また、基本はペレットストーブなのですが、短めの薪でも、鋸屑でも、木質系のものならなんでも燃料にしてしまえるため、木工家にとって理想的なストーブです。ちなみに、今はペレットではなく、通常なら薪にならないような小さな木っ端をメインに焚いています。
燃焼室はカートリッジ式で交換できますので、掃除で部屋が汚れることもありません。

着火方法や長く燃焼させるためにいろいろノウハウが必要な、実にアナログで楽しいストーブです。これからも少しずつご紹介します。
このストーブを導入したのは、灯油価格の高騰が一番の理由ですが、3月の震災以降、今までの過度に電気に依存した、便利さを追求した生活に疑問を抱くようになったのも大きな理由の一つです。このストーブ導入を機会に、少しずつ今までの生活を見つめ直し、より自然に低負荷の、やさしい暮らしを目指したいと思っています。
ペレットストブD2に付けておられる煙突はダンバー付きのようですがメーカーとサイズを教えてください。よろしくお願いいたします。
このダンパーは直径106mm全長約16cmのもので、近所のホームセンターにて購入したものです。
お近くになければ、「ステン ダンパー 106」で検索すれば、通販ショップもいろいろ出てきます。
このダンパー、確かに燃焼時間を若干長くする効果はありますが、当方の条件(寒冷地で外側煙突シングル直径120mmで長さ5.5m、室内煙突の立ち上がり90cm、横引き煙突90cm)でこのD2に取り付けて使用すると、かなりクレオソートが発生して煙突が汚れました。そのため、現在はほとんど開放の状態で使っております。
参考になれば幸いです。
中古のあてはないです、ヤフオクなどをこまめにチェックするとかないと思います。
ただし、蓋など消耗部品もあり、中古が見つかったとしてもそれなりにお金がかかると思います、ペレットストーブとしては安価なものですから、長く使われるなら新品のほうがお得な気もします。
煙が燃焼筒の方にいかず、部屋の中に充満してしまいます。何かうまく燃焼させるコツなどありましたら教えていただきたいです。
よろしくお願いします!
ドラフトが全く起きていない状況のようです。
まず、機密性の高い住宅でお使いになる場合は、火をつける時はストーブの近くの窓を開けること、止められる換気扇や換気口などは止めた上で、ストーブの蓋のスリットを全開にして、ホームセンターで売っている着火剤をなるべく煙突に近い位置に置いてそれに火をつけてみてください。
それでも高気圧の時は付きにくいかもしれません。
色々試してもうまく付かない場合、煙突の横引きが長すぎる、縦引きが短すぎる、煙突が屋根より低いなどが原因かもしれません。極力横煙突は短く、縦煙突は長くする事が強いドラフトを得るためには大事です。