今日は納品のため、十勝に行きましたが、その道々、エゾノウワミズザクラ(蝦夷の上溝桜)があちこちで咲いていました。

ごらんの通り、ソメイヨシノとは違って葉が出てから花が咲き、その花は小さく白いため、遠目だとサクラと思わない方もいるようです。
でもこうして花だけみると、やっぱりサクラですね。

ふだん材料として使っているサクラ、当工房ではほとんどが北海道産のシウリザクラなのですが、このエゾノウワミズザクラは花も木全体の姿も素人目にはよく似ています。実は今日家に帰ってから図鑑で調べるまで、これもシウリザクラだと思っていましたが、葉の形が少し違い、花の時期もシウリザクラは6月ともう少し後だということがわかり、別種だということを知りました。ただ、同じような高さ・太さに成長する種のようですから、こちらが混じっていることもあってもおかしくないですね。
サクラは材としてみると、色が木によって大きく異なり、組み合わせて使うような場合苦労するのですが、時々エゾノウワミズザクラのような別種が混じっていることが一因かもしれません。
お聞きしたいことが有ります・・
スピーカー・ボックスを作るとしたら、何材が良いのでしょうか?
前に桜も良いと聞いたことが有りますが?