2021年02月07日

“FOCUS”と“FOCUS 11”

9年ほど前に、Jan Akkerman & Thijs Van Leer のアルバム“FOCUS”について書きました。アクセス解析を見ると、今でも比較的多くの方に読まれている記事のようです。このアルバムについて書いている方少ないからでしょうね。

そのずっと欲しかったアルバムが、2019年に再発されていることを最近知って、先日ようやく購入しました。
FOCUSのボックスにも入っていたことは知っていましたが、このアルバム以外は持っていることと、何よりオリジナルFocusとJan Akkermanのいない現Focusが同じ箱に入っていることに違和感があって買わなかったのでした。現Focusも好きなんですけどね。
f+f11.jpg
そして、一緒に現Focusの“FOCUS 11”も一緒に購入しました。

今まで持っていたアルバム“FOCUS”の音源は、誰かがLPからMP3化した、ネット上で見つけた音源をWAVEファイルに変換してCDに焼いたものでしたので、これでようやく本来の音質で聴くことできます。また、Beethoven's RevengeとWho's Callingの2曲はロングバージョンなので、これもうれしいところです!やっぱり、このアルバムは良いですね。Fairlite CMIの打ち込みサウンドがベースなので、Jan AkkermanのギターとThijs Van Leerのフルートの良さがバンドサウンド以上に際立つ気がします。プログレかどうかはなんとも言えませんけどね。別世界に行けそうなメロディとサウンドのWho's Callingが一番のお気に入りです。
youtubeにありましたので貼っておきます。LPバージョンで非公式ですが。
https://youtu.be/J58eIzj3PTA

なんとなく買いそびれていた現Focusの2018年発表の“FOCUS 11”、1曲目はそのWho's Calling(邦題は「見知らぬ人からの電話」)のセルフカバー、アップテンポなロック・バージョンでこれはこれで楽しいですが、「見知らぬ人からの電話」が「電話、誰から?」という感じでオリジナルの浮遊感・不思議感がなくちょっと残念。
こちらです、これは公式です。
https://youtu.be/xlYMj8xDaZE

アルバム全体はいかにもFocusらしいサウンドでJan Akkermanはいないんでしょと敬遠してる方もいるかと思いますが、プログレファンなら聴かないのはもったいないです。

今となっては、2019年の来日公演に行かなかったことが悔やまれます。無理してでも行けば良かったなぁ・・・。
posted by snowgoose at 20:55| Comment(0) | 日記