2020年05月24日

マダラホソカタムシ

庭のある苗木の整理や草取りなどが終わって家でのんびりしていると、見たことのない虫が家にいました。たぶん、作業中に服にでも付いていたのでしょう。
明るいところに連れて行って撮影。
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警戒して、なかなか動きません。

動き出して、やっと脚や触覚を出してくれました。大きさは5mm弱。
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前から(眼にピントが来てなかった・・・)
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ケシキスイ?ゴミムシダマシ?など調べても該当する虫がおらず、ネットで似た虫を探してようやくホソカタムシの仲間、おそらくマダラホソカタムシと判明しました。枯れ木に生息する昆虫とのこと、不勉強でこの科については全く知らず、手持ちの図鑑にも載っていなかったため、青木 淳一著「ホソカタムシの誘惑 第2版」という本を早速注文しました。

posted by snowgoose at 16:39| Comment(0) | 自然

2020年05月11日

エゾハイイロハナカミキリ

今朝、ビニールハウスを開けに行くと、バンドのところに見慣れない虫が。
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はじめはゴミムシかハンミョウの仲間かと思ったのですが、でも触覚は短いし、と思いながら図鑑で調べると、ハイイロハナカミキリらしいことがわかったのですが、体長は20mmほど、大きすぎます。さらにネットで調べると、どうやら北海道固有種のエゾハイイロハナカミキリということがわかりました。

石の上に置いてみました。色が似てるのでわかりにくくなってしまいました・・・。
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ノコギリカミキリなんかと比べると、やや優しい顔、あまりカミキリらしくないですね。
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トドマツ・エゾマツ・カラマツなど針葉樹の倒木・伐採木などに寄生するとのことです。
posted by snowgoose at 22:07| Comment(0) | 自然

2020年05月03日

ドビイロツノゼミ

置戸もようやく春らしくなったと思ったら、今日は29℃近くまで気温が上がりました。ちょっと前までストーブを焚くくらいの寒さだったので、身体がついて行けません・・・。

エゾヤマザクラやツリバナの木を見ていると、最近よくヨコバイの幼虫と思われるのがいるので写真を撮っていました。この子達はとてもシャイで、すぐ隠れてしまいます。笑
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上からの写真をなんとか撮ろうとしていると、その近くにトビイロツノゼミがいたので、こちらを観察することにしました。この方はおっとりしていて写真撮影もOKでした。
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ツノゼミの中では一番普通ですが、大きさは5mm程しかなく地味なので、よく見ないとアワフキとかヨコバイと勘違いしそうですが、拡大すると名前の通り角があるのがわかるかと思います。おかしな形です。
トビイロツノゼミは成虫で越冬するそうです。

虫が増えて楽しくなって来ました。
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posted by snowgoose at 19:15| Comment(0) | 自然